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2020年6月

お客様各位

ガソリン計量機搭載の「電子器差調整装置」について

日本ガソリン計量機工業会

拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は弊会加盟企業の製品をご愛顧賜り誠に有難うございます。
さて、掲題の件ですが、弊会では、加盟する計量機メーカー各社において製造、販売するガソリン計量機について、「電子器差調整装置」を数年前より搭載しております。
本装置は、ガスメーター、水道メーター、電子はかり等、計量機器広範に搭載されており、その状況を鑑みて、石油販売関係者の皆様と消費者間の取引のさらなる適正化を目的に、ガソリン計量機にも搭載されました。
つきましては、本装置の概要、今後到来する現地計量検定時の従来との相違点等を、下記のとおり通知いたしますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

「電子器差調整装置」の概要

ガソリン計量機の流量計に組み込まれた器差調整用の封印式ダイヤルの従来型に替えて、専用のプログラムを使い、流量計の流量信号を受けて適正な数値表示に調整する装置です。当該装置の搭載によって、封印式ダイヤルは無くなり、その器差調整は、セキュリティ管理された調整開始スイッチの封印を解除して操作を行います。

本装置の特長

本装置の特長は、次の2点です。
・従来型に較べ、調整の細分化が可能になり、より高い計量精度を実現。
・重層的なセキュリティ対策により「不正な器差調整」を抑制。

本装置搭載のガソリン計量機のメーカーと対象機種、および本装置搭載開始時期

本装置搭載のガソリン計量機のメーカーは、(株)タツノ、トキコシステムソリューションズ(株)、(株)富永製作所3社です。
対象機種は、一部の特殊な用途の機種を除く、ガソリン計量機全機種です。
本装置搭載開始時期は、メーカー、機種によって2013年4月~2015年4月の範囲で異なります。したがって出荷時の計量検定から7年間を経て、来年(2020年)4月頃より本装置搭載機が順次、現地検定の対象となってきます。

本装置搭載ガソリン計量機の現地検定について

セキュリティ管理の一環で、各計量機メーカーは本装置の調整スイッチ解除のための固有のパスワードを秘密情報として保持し、第三者に開示しません。したがって、お客様が計量機メーカー以外の検定業者に現地検定を委託され、この調整作業が必要な場合には、当該検定業者より各計量機メーカーに再委託していただくことになります。

本件に関して、ご不明な点等ございましたら、計量機メーカー各社の最寄りの支店、営業所までお問い合わせください。

電子器差調整装置搭載計量機一覧

2020年9月

種  類 品  名 仕  様 型  式 販 売 開 始
固定式計量機 シルキーライン 一般仕様 BBXC/BAXC 2014年9月 (販売当初から)
灯油専用計量機 BBBC 2014年9月 (販売当初から)
アルーナマルチ 一般仕様 CBFC/CBFA/CBWC/CBWA/
CBXC/CBXA
CAFC/CAFA/CAWC/CAWA/
CAXC/CAXA
2017年11月 (販売当初から)
自家給油所向け CAFB/CAWB/CAXB 2020年8月 (販売当初から)
灯油専用計量機 CBBA 2017年11月 (販売当初から)